「amashow」というキーワードで、今でもよく検索が掛けられています。
ですが、残念ながら、amashowは、もう無くなりました。
amashowは「モノレート」という名前に変わり、その後、Amazonから警告を受けて、廃止となっています。
現在では、『keepa(キーパ)』を使うのが主流ですね。
1.keepa(キーパ) Amazon Price Trackerとは
keepaは、アマゾンで出品されている商品をトラッキングしているサイトで、ドイツにある会社が運営しています。
機能としては、以下のようなものがあります。
- 包括的な価格履歴グラフ
- 値下げ&在庫復活時のアラート
- 価格履歴グラフをAmazonの商品ページに直接表示
- 最近の値下げ情報の概要
- 頻繁に更新される巨大な商品データベース
- 出品者の在庫個数
keepaも、amashowや、モノレートのように、商品のランキングや、出品者数の変動を監視して、データを無料で公開していました。
特徴としては、値下げや在庫復活時のアラートがあるところですね。
2.keepa無料版と有料版の違い
モノレートが廃止になるのと、ほぼ時を同じくして、無料で利用できていたkeepaは、無料で使える範囲と、有料で使える範囲が変わりました。
無料版の場合、読み取れる範囲が大幅に減少し、価格履歴グラフの、ほんの一部のみになりました。
【無料版】
- アマゾン本体の出品の有無
- 新品価格の推移
- 中古価格の推移
【有料版】
- ランキングの推移
- 出品者数の増減
- その他機能すべて利用可能
有料版の場合、毎月15ユーロドル(日本円で約二千円)支払えば、利用できます。
有料に登録すべきかどうか、という迷いが生じるかもしれません。
個人的には、そんな次元の話で迷うようなら、せどり自体辞めた方がいいですね。
というのも、keepaは仕入れ判断で欠かせない情報を取得するのに、必須なサイトだからです。
これがあるから、売れる商品を仕入れる事ができるのに、それをケチるなんて、どうなんだろうと。
スマホ欲しいけど、通信費払いたくないって言ってるのと、同じレベルですね。
毎月払いたくない?なら、持たなきゃいいよって話です。
ただ、「電脳せどりだけで良い」という場合は、実は別で無料のツールがあります。
まあ、それもいつまで使えるのか、分かりませんが。
3.keepaはどうやって利用する?
利用するには、以下の方法があります。
- ウェブサイトで利用する
- アプリで利用する
- 拡張機能で利用する
ウェブサイトのURLは、こちらから利用できます。
keepaWEBサイト
アプリで利用するなら、こちらからダウンロード可能です。
iphone版:iphone版 keepa
android版:android版 keepa
拡張機能は、Chrome、Firefox、Opera、Edgeといったブラウザで使う事ができます。
せどりで使うなら、Chromeに入れておけば事足りるでしょう。
また、せどりツールに組み込まれている場合もあり、そちらから使う方が主流かもしれません。
4.keepaの活用
keepaにログインして、有料登録(サブスクリプションをオンにする)と、各種機能が使えます。
keepaで特筆する機能として、次の2つの機能は抑えておきましょう。
・トラッキング機能
商品の価格を、トラッキングしておいて、ある価格になったらメールで知らせる機能です。
トラッキング価格を指定し、その価格以上、または以下になったら知らせます。
また、設定は、アマゾンの価格か、新品か、中古か、それぞれ選ぶことができ、トラッキング期間も選ぶことができます。
トラッキングしたい、アマゾンの商品ページを表示して使います。
・在庫数チェック
現在出品している店舗の在庫を表示する事ができます。
設定は手動なので、自分で設定しなければなりません。
設定方法は、アドオンのリストにある「商品の在庫数を表示する」を「はい」にすれば完了です。
5.なぜkeepaを使うのか
実は、電脳せどりに関して、無料で使えるものがあります。
『デルタトレーサー』です。
Chromeの拡張機能として入れておくと、仕入れ判断に使える、『ランキングや出品者数』が、商品ページに表示されるので、とても便利です。
ですが、店舗に行く場合、デルタトレーサーは使えません。
厳密には、サイト経由で使えば、利用はできます。
しかし、ASINをコピーして、サイトに移動し、検索窓に貼りつけ、検索をかける、という一連の動作が、非常に手間になります。
ワンタップでは出来ないため、フラストレーションがMAXになるんです。
その点、多くの仕入れツールは、keepaにワンタップで移動できるようになっているため、使い勝手が全くと言っていいほど違うのです。
そんな時間の無駄を積み重ねる方がいいのか、月額料金を払って、サクッと終わらせるのがいいか、どちらを選ぶでしょうか?
6.まとめ
- amashow、モノレートは廃止
- keepa(キーパ)を使うのが主流
- 無料版と有料版がある
- 有料版は月額15ユーロドル
- 利用方法は3種類「サイト」「拡張機能」「アプリ」
- トラッキング機能、在庫数表示は便利
- 多くのツールがkeepaと連動
カテゴリ:keepa(キーパ)