よく、自分の好きなジャンルから始めるといい、
といわれますね。
なぜなら、好きなジャンルの方が、
どんなものに価値があるのか分るだろうから。
最初は、何に価値があるのかわからなくても、
売れてくると傾向を掴むのが早いからなんですが、
私は歴史が好きなので、店舗で見かけたら、
とりあえず検索してます。
そこで、この間こんな本が売れました。
多摩の古城址―城址・砦址・館址 (1978年)
「多摩」というのは、
東京二十三区より西の地域を指すんですけど、
その多摩地域にあった城跡を紹介した本ですね。
歴史本というと、よく戦国時代ものとか、
通史を扱った歴史本って沢山あるんですよ。
なんとなく、歴史本って相場がついてそうなんだけど、
実際はそれほどでもないですね。
考証がしっかりされてる大型本は、
相場がついていても、仕入れの値付けも
それなりになっていて、厳しかったり。
今回売れた本は、武蔵の国の「多摩」という
特定の地域を扱っていて、
城好きな人にも、城址研究している人にも
資料として使えるっていう特徴があるんです。
「資料としては古いんでは?」
と思うかもしれないけど、城址って、
すでに無いものなので、古い資料の方が、
写真が載ってたり、詳しくかかれていて、
ちょっと期間はかかっても売れます。
相場も下がりにくいので、
価格が安かったら、
仕入れても良いと思います。
歴史の本をせどりした
目安時間:約
2分